「去年より空調費が上がった気がするが、気のせいかもしれない。」
学校や介護施設、自主管理のマンションを管理される方から、このような感覚的な声を伺うことがあります。
空調費の増加は電気料金の値上がりのせいにされがちですが、実は断熱性能の劣化が背景にあるケースも少なくありません。
感覚だけで判断してしまうと、本当の原因を見過ごしたまま毎年同じ悩みを抱えることになりかねません。
今回は、断熱性能の劣化を定期点検によって「見える化」する視点をご紹介します。
空調費の増加は「感覚」で片付けられがち
「去年より暑い・寒い」「空調を強めても効きが悪い」といった感覚は、多くの場合そのままにされてしまいます。
原因を電気料金や気候のせいだと考えてしまうと、建物そのものの断熱性能が劣化しているという可能性に目が向きにくくなります。
感覚は個人差もあるため、施設全体の課題として扱われにくいという事情もあります。
断熱性能は目に見えないまま劣化する
断熱材や気密性は、外壁や屋根の内部にあるため、日常の点検では劣化の進行に気づきにくい部分です。
経年劣化や雨水の侵入によって断熱材の性能が落ちていても、外観からは判断できません。
- 屋根裏や天井裏の断熱材の劣化
- 窓まわりの気密性の低下
- 外壁内部への雨水の侵入による断熱材の劣化
気づいた時には、空調効率の低下という形で費用に跳ね返っていることがほとんどです。
定期点検で「定点観測」する意味
断熱性能の劣化は、一度の点検だけでは判断が難しい場合があります。
定期的に同じ箇所を点検し、状態の変化を記録していく「定点観測」の考え方が有効です。
数値や記録の変化を追うことで、劣化の進行速度を把握し、対策のタイミングを見極めやすくなります。
実際に当社が定点観測を行ったある学校施設では、数年分の記録を比較することで、特定の教室棟だけ劣化が早く進んでいることが分かりました。
原因は屋上の防水層の劣化による雨水の侵入で、断熱材まで影響が及んでいたのです。
学校・介護施設で断熱が重要な理由
学校や介護施設では、室温の変化が児童や高齢者の体調に直結します。
空調費の増加という経済的な負担だけでなく、快適で安全な室内環境を保つという観点からも、断熱性能の維持は重要な課題です。
自主管理のマンションでも、共用部の断熱状況が居住者の満足度に影響することがあります。
水蔵の断熱診断と一貫対応
水蔵は愛知県名古屋市千種区を拠点に、創業から20年以上、名古屋市を中心とした東海三県エリアで学校や介護施設、マンションのメンテナンスに携わってきました。
国家資格を持つ一級の職人が、定期点検を通じて断熱性能の劣化状況を記録し、必要な対策の時期を見極めます。防水から外壁・内装・設備工事まで自社で一貫対応しているため、点検から施工までを同じ窓口でお任せいただけます。
「なんとなく暑い・寒い」という感覚を、点検による事実に変えていくこと。それが、空調費と室内環境の両方を守る一歩になります。
株式会社水蔵
住所:愛知県名古屋市千種区京命1丁目9−5
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